【生後2ヶ月】赤ちゃんとのお風呂

生後2ヶ月の赤ちゃんとのお風呂

赤ちゃんとのお風呂にも少しずつ慣れてきた生後2ヶ月。
まだ首はしっかりとすわってはいないものの、新生児の頃に比べると体もしっかりとしてきて、ママもお風呂に入れやすくなってきたのではないでしょうか。

今回は、そんな生後2ヶ月の赤ちゃんとのお風呂について、以下で詳しくまとめました。

 

【生後2ヶ月】赤ちゃんとのお風呂の流れ

体がしっかりしてきたとはいえ、まだ首の座っていない赤ちゃんとのお風呂は大変ですね。

生後2ヶ月の赤ちゃんとお風呂に入る際の流れについて確認していきましょう。

 

【受け取ってもらう人がいる場合】
赤ちゃんとママ(もしくはパパ)がお風呂に入って、パパ(ママ)に受け取ってもらう方法です。

まずは大人のケアを済ませてから赤ちゃんを受け取るようにしましょう。

 

1、ママは体をしっかり洗い、その後赤ちゃんを受け取る(受け取る際は滑って落としてしまわないよう注意)

2、赤ちゃんを受け取ったら赤ちゃんの頭や体を洗う

3、赤ちゃんと一緒に湯船につかり温まる
4、上がるときにパパに赤ちゃんを受け取ってもらう
5、パパが赤ちゃんのお世話をしている間、ママは素早く着替える

 

この方法だと、ママも比較的ゆっくり湯船につかることができます。
パパには、赤ちゃんの服の着せ方はもちろん、保湿などのケアも理解しておいてもらうことが大切です。

 

【ママ一人でお風呂に入れる場合】
受け取ってもらう人がいなくて、ママ一人で赤ちゃんをお風呂に入れる場合の流れです。

 

1、赤ちゃんの頭・体を洗う
2、赤ちゃんを待機場所に寝かせ、待っていてもらう
3、ママはサッと洗う(汗や汚れが溜まりやすい陰部や足、脇などのポイントはしっかり洗う)
4、赤ちゃんと湯船につかり温まる

 

この方法だと、ママは自分のケアも満足に行えないかもしれませんね。
赤ちゃんが湯冷めしないためにも、効率よく進めるようにしましょう。

 

【生後2ヶ月】赤ちゃんの待たせ方

生後2ヶ月の赤ちゃんの待たせ方は、生後1ヶ月の頃と基本的には変わりません。
バスマットやバスチェアがある場合は浴室内に、ない場合は脱衣所に座布団などを敷いてタオルに包んで待っていてもらいましょう。

この場合、ママが先にお風呂に入り、ケアを済ませてから赤ちゃんを迎えにいきます。

赤ちゃんを先にお風呂に入れ、濡れた状態で脱衣所で待っていてもらうのは体調を崩す原因になるので注意してくださいね。

 

しかし、生後2ヶ月の赤ちゃんは、だんだんと手足の動きが活発になってきます。
まだ首はすわっておらず、寝返りはしないものの、手足をバタバタとさせる力は大人でも驚くほど。

包んでおいたタオルがはだけてしまったり、顔にかかってしまったりすることもあるため注意が必要です。

 

また、赤ちゃんはママから離れると、不安に感じて泣いてしまうこともあります。
特に脱衣所で待っていてもらう場合は、少しママから離れてしまうため不安になってしまう赤ちゃんは多いです。

「ママはここにいるからね」と声をかけたり、歌を歌ってあげたりして赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてあげましょう。
ママの声が聞こえるだけで安心してくれますよ。

 

【生後2ヶ月】おすすめのお風呂グッズ

生後2ヶ月の赤ちゃんとお風呂に入る際に使える便利グッズをご紹介しましょう。

 

【バスマット】
バスマットとは、その名の通り浴室に敷くマットです。
マットを敷くことで、万が一赤ちゃんを洗っている際に手を滑らせてしまっても、硬い床に赤ちゃんを落とすリスクが軽減されます。
赤ちゃんを少しの間だけ寝かせておきたいという時も安心です。

 

また、赤ちゃんを洗う際、浴室用の椅子に座りながらよりも、あぐらをかいた状態で赤ちゃんを抱いた方が安定するというママもいます。
直接浴室の床に座るのは抵抗があるかもしれませんが、バスマットならばサッと洗い流せるので清潔な状態を保てます。
床と異なりひんやりしにくいため、冬場に直接座っても大丈夫です。

立てかけたり、ひっかけたりして干せるように穴が開いているものを選ぶと便利ですよ。

 

 

【バスチェア】
バスチェアとは、浴室内に奥赤ちゃん用の椅子のことです。
もちろん、生後2ヶ月の赤ちゃんは腰が座っていないので椅子に座ることができません。

しかし、リクライニング機能がついていて、ねんねの状態で使えるものや、発泡スチロールでできているベッドタイプのものもあります。
バスチェアに赤ちゃんを寝かせておくと、ママの両手が空くので、赤ちゃんやママ自身のケアを楽に行えます。

 

 

【ポンプタイプの石けん】
赤ちゃんの体や頭を洗う石けんは、泡で出るポンプタイプがおすすめです。
泡立てる時間が省けるほかに、赤ちゃんを抱きながらでも片手で出すことができます。

 

 

【バスローブ・着るタオル】
ママ用のバスローブやスポンと被って着ることのできるタオルは1つ持っているととても便利なアイテムです。
特に赤ちゃんと2人でお風呂へ入ると、お風呂から出てきてからも大忙し。
ママは自分の体を拭き、着替えるのも焦ってしまいますよね。

 

バスローブや着るタオルなら、ママはサッと羽織ってすぐに赤ちゃんのお世話に取り掛かることができます。
バスタオルを体に巻いたままだと、はだけたり、肩の部分は寒いですから、肩まで覆われているバスローブなら、冬のお風呂あがりでもママも快適に過ごせますよ。

 

まとめ

生後2ヶ月となると、赤ちゃんにもだんだんと笑顔が見られるようになります。
「楽しいね」「お風呂気持ちいね」などと声をかけたり、あやしてあげることで赤ちゃんの楽しそうな笑顔を見られるかもしれません。

 

赤ちゃんをお風呂へ入れるのは少し大変ですが、親子の大切なスキンシップであり、コミュニケーションです。
今しかない赤ちゃんとのお風呂タイム、ぜひ楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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