生後2ヶ月の赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんが生まれて2ヶ月。
初めての育児や赤ちゃんのお世話に少しづつ慣れてきたものの、赤ちゃんの成長に合わせて過ごし方が徐々にそれまでとは変わってくる時期でもあります。
まずは生後2ヶ月の赤ちゃんの過ごし方を見ていきましょう。
【生後2ヶ月ってこんな時期】
生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだねんね期。1日の内14~15時間を寝て過ごします。
個人差はありますが、朝・昼・夕方と昼寝が1日3回になる赤ちゃんが増えてきます。
これまでと比べ、昼間起きている時間が長くなり、少しずつですが、1人でご機嫌に過ごせる時間帯が出てくることもあります。
また、赤ちゃんによっては、夜寝る時間が長くなり夜まとめてある程度の時間寝てくれる日も増えてきます。
ただ、まだ夜寝たら朝までぐっすり…とはいかない時期です。
また、0~1ヶ月の頃に比べておっぱいやミルクを飲むのが上手になるので1回の授乳にかかる時間が短くなる傾向も。
1回で飲める量も増えるので授乳間隔も少しずつ開いてきます。
【2ヶ月の赤ちゃんの過ごし方のポイント】
生後2ヶ月の時期の赤ちゃんの1日の過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
《①「泣くたびに授乳」を見直してみる》
1回の授乳量が増え、授乳間隔も開き始める時期です。
泣いているから毎回授乳が必要というわけではないかもしれません。
特にミルクの子の場合、泣くたびにミルクをあげると栄養過多になるケースもあります。また、1回の授乳でまとまって飲んでくれるとママも楽になりますよね。
前回の授乳からあまり時間が経っていないのに泣くときは、抱っこしたり外の空気に触れさせて気分転換してみるようにしましょう。
《②日の光で生活リズムを整える》
まだ昼夜の区別が完全にはついていない時期ですが、生活リズムを整える練習を始めるのはおすすめです。
朝に日の光を浴びたり、日中にお散歩や外気浴をすることで、少しずつ昼夜の区別がつき始めます。
産後2ヶ月のママの過ごし方
産後2ヶ月のこの時期は、少しずつですが出産のときに受けたママの体のダメージや傷は回復してきています。
ですが、初めての育児の疲れがどっと出やすい時期でもあるため、無理をしないことを念頭に、赤ちゃんのペースに合わせ、少しずつ生活リズムを整えていくのがおすすめです。
【ママが楽になる!産後2ヶ月目の過ごし方のポイント】
産後2ヶ月のママの1日の過ごし方についてポイントをまとめました。
《①家事は午前中がおすすめ》
赤ちゃんによって個人差はありますが、夜寝る時間が長くなることで、朝起きてすぐはご機嫌に過ごせることが増えてきます。逆に、夕方になると機嫌が悪くなるという子も多い時期です。
そのため、おすすめの過ごし方は、午前中の機嫌のいい時間に家事を終えてしまうこと。
洗濯や掃除、できれば夕食もある程度準備しておくと夕方から夜の寝かしつけまでがグッと楽になります。
午前中でなくても、合間合間で優先順位の高い家事だけを終わらせておく、と臨機応変に進めるのも良いですね。
《②体をいたわりながら気分転換を》
体調が良くなったからといって、無理をし過ぎないよう、引き続き体をいたわり、休めるときに休みましょう。
家事や家の中のことをしっかり整えたくなるかもしれませんが、ぐっと我慢。
時にはパパや他の家族に赤ちゃんを預けて1人の時間を持つのもこの時期におすすめの過ごし方です。
生後2ヶ月の1日のスケジュール例
それでは、生後2ヶ月の実際のスケジュール例を見てみましょう。
【生後2ヶ月 1日のスケジュール例】
7:00 起床・授乳①
8:00 遊び→授乳②→ねんね ※ママは朝食・朝の家事
9:30 遊び(もしくはお出かけ) ※ママは日によって夕食の買い物
11:00 授乳③→ねんね ※ママの昼食・休憩
15:00 授乳④→ねんね ※ママの休息も
17:00 入浴
18:00 授乳⑤
20:00 就寝
1:00 授乳⑥
5:00 授乳⑦
授乳やねんねの時間は少し個人差があるものです。また、外出をしたり、パパがいる日などによっても変化は出がちです。
生活リズムがまだ安定しないので、スケジュール通りに行く日の方が少ないかもしれませんね。
この時期は、夜の就寝時間やお風呂の時間をなるべく一定にすると、生活リズムが整いやすくなります。
まとめ
生後2ヶ月になり、赤ちゃんも目覚ましく成長をしていますが、まだまだ生活リズムがしっかり整うのはこれからです。
授乳時間や回数、夜に寝てくれる時間には個人差も大きいので、少しずつリズムを整えていく練習を始めていきましょう。
また、ママは赤ちゃんが寝ているとき、なるべく体を休めることも大切です。
この時期は、ママの睡眠不足や疲労もピークに達していることも少なくありません。
赤ちゃんに外気浴をさせてあげたいですが、赤ちゃん自身もママの体調も考慮して無理のないスケジュールで過ごしましょう。