【生後2ヶ月】働くママの悩みとは?
働くママは8週間の産休が終わるとそのまま育休に入り、産後1年から1年半頃に復帰するケースが多いようですが、さまざまな理由で1年を待たず早めに復帰をするママもいます。
多くの保育園で預け入れが可能になるのは生後2ヶ月以降。
生後2ヶ月を迎えると早期に仕事復帰を目指しているママは、さっそく保育園入園を目指して動き出しているかもしれませんね。
しかしその反面、「こんなに早くから預けてしまうのはかわいそうなの?」と悩むママは多いでしょう。
また、まだ授乳が必要な月齢での入園だと「母乳育児でも保育園入園は可能なの?」という悩みも出てくるかもしれません。
今回は、そのような生後2ヶ月の赤ちゃんを育てる働くママが抱く悩みについてご紹介します。
【生後2ヶ月】保育園へ預けるのはかわいそう?
保育園への預け入れが可能なのは最短で生後2ヶ月から。
そんな早いうちに保育園に預けるのはかわいそう、と思うママもいますよね。
また生後2ヶ月で入園の場合、おじいちゃんおばあちゃんなどから「早すぎるのでは?」と言われることもあるでしょう。
事情があって早期に復帰するママも、赤ちゃんと一緒にいたいと思う気持ちは変わりません。
周りから言われると、余計に迷ったり悲しくなったりしますよね。
しかし早い時期から保育園に預ける場合、メリットもたくさんあります。
・プロである保育士に育児の相談ができる
・成長を家族以外の人と分かち合える
・早いうちから同級生をはじめ、さまざまな年代の人と触れ合える
・家ではなかなかできない遊びなど、刺激がある
・生活リズムが整う
小さな赤ちゃんは保育園でも大人気。
先生だけでなく、お兄ちゃんお姉ちゃんたちにもとても可愛がってもらえますよ。
ご紹介した以外にも、たくさんのメリットがあるはずです。
生後2ヶ月での入園は、悩んだ末に決めたのではないでしょうか。
パパとママの決断に自信を持ってください。
赤ちゃんもきっと保育園での賑やかな生活を気に入ってくれるはずです。
赤ちゃんが保育園を楽しんでくれるよう、ママも「待たせてごめんね」ではなく「待っていてくれてありがとう」という気持ちでお迎えに行けると良いですね。
【生後2ヶ月】母乳育児でも入園できる?
赤ちゃんを母乳で育てているママが仕事復帰する場合「母乳育児でも保育園に預けられるか」は気になりますよね。
結論から言うと、母乳育児の赤ちゃんも保育園への預け入れは可能です。
しかし保育園ではミルクを飲むため、入園までに哺乳瓶でミルクを飲むことに慣れておく必要があります。
ミルクが飲めないことを理由に入園を拒否されることはないようですが、飲めないと心配ですよね。
入園後はミルクや哺乳瓶が苦手な赤ちゃんには、保育士が根気よくさまざまな方法を試し、飲めるようにサポートしてくれます。
完全母乳だった赤ちゃんは、ミルクを飲めるようになるまでに時間がかかることも。
可能であれば余裕をもって少しずつ練習し、入園までに少しでも慣れさせてあげましょう。
何かのきっかけで急に飲めるようになる赤ちゃんもいるため、あまり心配しすぎず見守ってあげてくださいね。
【保育園に入園する際は断乳すべき?】
保育園に通うようになっても、断乳する必要はありません。
しかし日中は保育園でミルクを飲むため、授乳方法は以下のどちらかになるでしょう。
・保育園ではミルク、家では母乳を続ける
・断乳し、完全ミルクに切り替える
ごくまれに、搾乳した冷凍母乳を与えてくれる保育園もあるようです。
また職場内の託児所を利用する場合、勤務中に授乳に行けることも。
仕事復帰してからも家では完全母乳を続ける場合、夜間授乳での寝不足などママの負担が増える可能性があります。
そのため断乳も1つの選択肢です。
授乳についてはママによって考えやこだわりも違うため、状況やママの体調に合わせて無理のない方法を選びましょう。
【乳腺炎の心配】
今まで完全母乳だったのに、入園をきっかけに保育園ではミルク、家では母乳というやり方だと、乳腺炎が心配になるママもいますよね。
いきなり日中の母乳をやめると、乳腺炎や張りによる痛みなども起こりやすいでしょう。
入園が決まった後は徐々に日中の授乳回数を減らしておけば、復帰してからのおっぱいトラブルも防げますよ。
母乳を続ける場合、仕事の合間に搾乳ができれば分泌量もキープでき乳腺炎予防にもなるため、上司や会社の先輩ママに相談してみると良いですね。
まとめ
赤ちゃんが保育園に通えるようになる生後2ヶ月。
生後2ヶ月の赤ちゃんを育てる働くママの悩みは、早くから保育園に預ける寂しさや、入園に伴う授乳問題でした。
「まだ小さいのにかわいそう」と悩んでしまうママは多いですが、早いうちから保育園に預けるメリットもたくさんあります。
気になる授乳問題では、ママの希望や状況、体調に合わせて柔軟に対応することが大切でしょう。
ママが仕事の日はママも赤ちゃんも、それぞれの場所で頑張っています。
その分お迎え後や休日にはたくさん抱っこをしたり遊んだりして過ごし、しっかりと一緒の時間を楽しみましょうね。