出産準備に夫が何もしてくれない!
安定期に入ったら、いよいよ出産に向けてベビーグッズの準備を本格的に始めようとするママも多いですよね。
ベビーベッドや衣類、ガーゼタオルなど産後すぐ必要なアイテムを選びに行ったりレンタルを検討したりするでしょう。ときには部屋の中の家具を移動させ、赤ちゃんとママが過ごしやすい環境を整えることもありますよね。
このような出産準備を、お腹の大きなママが1人で行うのは大変!当たり前のように夫も手伝ってくれるものだと思っていたら、実際には何もやってくれず怒り心頭!なんてこともあるかもしれませんね。
なぜ夫は、出産準備に何もしてくれないのか?
どうしたら協力的になってくれるのか?
今回はそんな、出産準備に非協力的な夫への対処法についてご紹介します。
なぜ夫は出産準備に何もしてくれないの?
夫が出産準備に何もしてくれないと、ママはこれからの育児について不安になってしまいますよね。
なぜ夫は、わが子の出産が目前に迫っているというのに何もしてくれないのでしょうか?
それはズバリ、何をしてよいかわからないから!
体も心も徐々にママになっていく妻に対し、夫の生活はこれまでとは何も変わらないまま。
気が付けば妻のお腹が大きくなり、「そろそろ赤ちゃんと対面できるかな~?」くらいにしかとらえていないのかもしれません。
また、妻のようにマタニティ雑誌を見るわけでもないでしょうから、ある意味「勉強不足」。
何が育児に必要で、どんなことに気を付けて出産準備をしなければならないか、何もわかっていないんです。
「何もしない」ではなく、「何もわからない」が正解かもしれませんね。
夫が出産準備に何もしてくれないときの対処法
何もわからないからと言って、出産準備を他人事のようにとらえていては困ります。
生まれてくるわが子のためにも、しっかり夫婦で協力し合って準備を進めることが大切ですよね。
では一体どうしたら、何もしてくれない夫と協力し合うことができるでしょうか?
【対処法①両親学級へ参加する】
まずは出産や育児について、夫にも理解を深めてもらうことが大事です。
そのためには夫婦そろって両親学級へ参加するのがおすすめ!
両親学級では、具体的に赤ちゃんの人形を使って沐浴のトレーニングをしたり疑似妊婦体験ができたりするので、よりリアルにパパになるイメージが湧きやすくなります。
「沐浴のときには、専用のバスタブが必要だね…」など、実践練習を通して気が付くこともあるでしょう。
もしまだ一度も夫婦で参加したことがないという方は、まずは両親学級へ行くことからスタートしてみてください。
【対処法②具体的に夫へ指示を出す】
協力する気はあるけれど、何をどうしていいかわからない…そんな夫もいますから、具体的に「○○して欲しい」という要求や指示を出すことも大事です。
たとえば、
「ベビーベッドを置くスペースを作りたいから本棚を別の部屋に移動させて欲しい!」
「床をもっと掃除しておきたいから手伝って欲しい!」
など。
おそらく具体的な指示があれば動いてくれるはず。
「それくらい気が付こうよ」と妻としては思ってしまいますが、そこはグッとこらえて指示を出すようにしましょう。
【対処法③一緒に買い物へ行く】
出産準備の買い物は、実母や義母と行くのではなく、夫と一緒に行きましょう。
夫が何もしてくれないからと”蚊帳の外”にしてしまうと、ますます夫は何も理解しませんし、知ろうともしてくれません。
これでは逆効果!
出産準備の買い物に一緒に夫と行けば、たくさんのベビーグッズを見て興味を持ってくれるかもしれませんよね。赤ちゃんとの生活をイメージしやすいので、ワクワクする気持ちを共有できるきっかけになるでしょう。
ベビーグッズは見ているだけでも楽しいので、ぜひ夫と一緒に行ってこれからの生活を思う存分想像して楽しんでくださいね。
【対処法④それでもダメなら夫婦で話し合いを】
両親学級へ参加したり買い物へ行ったりして出産準備の必要性を理解させても、それでもまだ夫が何もしてくれない場合は、一度夫婦で話し合うようにしましょう。
なぜなら、出産準備から育児は始まっているからです。
この時点で何もしてくれないということは、おそらく今後も育児にかかわろうとしてくれないでしょう。
これではママの負担が大きすぎますよね。
生まれてくる赤ちゃんは、2人のもの。
夫婦で協力し合いながら育児をすることは、当たり前のことです。改めてその認識を夫婦で確認するためにも、必ず話し合いの場を設けるようにしましょう。
まとめ
出産準備に夫が何もしてくれない場合、ママはこれからのことを思って不安でいっぱいになるでしょう。
仕事で忙しいなど様々な事情が夫にもあるかもしれませんが、夫婦2人の大事な赤ちゃんが生まれてくるわけです。
今回ご紹介したような対処法を参考に、妻任せにせず、夫も一緒に取り組む姿勢を持つように促していきましょう。
「残念な夫」にならないよう、出産準備の段階から「イクメン」になる教育をしていけるといいですね!