【生後8ヶ月】おやつの悩み

【生後8ヶ月】おやつの悩み

生後8ヶ月を迎えた赤ちゃんは、舌でつぶせる位であれば、細かいみじん切りのような形のあるものもとろみをつけて食べられるようになります。

食べられる食材も増え、離乳食作りが楽しくなってきたママもいるでしょう。

 

その反面、食べるのが好きな子や苦手な子など、個人差も大きくなり、悩みが増える時期かもしれませんね。

離乳食をなかなか食べない場合、おやつを食べさせたい、と思うママもいるでしょう。

また離乳食だけでは足りないかも、と不安になるママも。

生後8ヶ月だと、市販の赤ちゃん用のおやつにも食べられるものがたくさんあり、おやつについて考えることが増えるのではないでしょうか。

 

今回のテーマは、生後8ヶ月の赤ちゃんのおやつです。

「そろそろおやつをあげた方が良い?」「あげるならいつ、どんなおやつ?」などの悩みを抱えるママは、是非参考にしてくださいね。

 

生後8ヶ月におやつは必要?

栄養の面でいえば、生後8ヶ月の赤ちゃんにおやつは必要ありません。

しかし生後8ヶ月なら、市販のおやつにも食べられるものがたくさんあり「毎日はあげてないけれど、たまに食べさせる」というママが多いかもしれませんね。

 

おやつには食べる意欲を育てたり、食べる際の手先の動作の練習をしたり、といった意味もあります。

また離乳食が苦手な赤ちゃんなら、食べものに触れる機会を増やし、少しでも興味をもってもらうきっかけになるかもしれません。

生後8ヶ月の赤ちゃんにおやつは必要ではありませんが、食べる練習も兼ねて、たまにあげる分には問題ないでしょう。

 

【生後8ヶ月】おすすめのおやつ

生後8ヶ月の赤ちゃんには、どのようなおやつをあげれば良いのでしょうか。

おすすめのおやつを、いくつかご紹介します。

 

【果物】

手に入りやすい果物は、生後8ヶ月の赤ちゃんのおやつに取り入れたいもののひとつです。

離乳食中期であるこの頃には、スーパーなどでよく見かける、定番の果物の多くを食べられるようになっています。

 

生後8ヶ月では、果物は最初加熱してからあげますが、慣れた果物なら様子を見ながら生であげるママもいるようです。

食べやすいようにつぶしてあげてみてくださいね。

 

【ヨーグルト】

ヨーグルトは離乳食中期から食べられる食材なので、生後8ヶ月の赤ちゃんのおやつにも良いでしょう。

プレーンヨーグルトをそのままあげるのも良いですが、さつまいもやかぼちゃ、果物など甘みのある食材を混ぜてもおいしいですよ。

 

お腹の調子を整えてくれるため、赤ちゃんが便秘の時には特におすすめしたいおやつです。

 

【卵ボーロ】

離乳食の食材でもアレルギーの原因に多い卵は、慎重に進めているママも多いでしょう。

生後8ヶ月になると、卵黄に続いて卵白も少しずつ試していく時期。

卵黄、卵白ともに問題なければ、おやつとして卵ボーロもあげられます。

 

サクサクとして口の中で溶けていく卵ボーロは、赤ちゃんも大好きなおやつのひとつ。

生後8ヶ月頃には指先を使ってものをつまめるようになるため、練習にもなりますよ。

 

【生後8ヶ月】おやつの食べさせ方

まだ習慣としておやつが必要ない生後8ヶ月の赤ちゃんには、どのようにおやつをあげれば良いのでしょうか。

 

【時間】

時間やタイミングは、ママが決めると良いでしょう。

授乳や離乳食の直前でなければ、臨機応変にあげてみてください。

 

【量】

おやつが大好きな赤ちゃんは多く、あげるともっと欲しがることもありますよね。

しかしおやつでお腹をいっぱいにしてしまわないよう、量は調整しましょう。

 

生後8ヶ月の果物の量の目安は、1回に20~30g、ヨーグルトは50~70gです。

おやつにあげる場合、これよりも少量でも良いかもしれません。

ビスケットや赤ちゃんせんべいのようなものなら1~2枚、ボーロなら10粒程度に留めてくださいね。

 

【ポイント】

おやつはあげたらあげた分食べることもあるため、食べすぎには気をつけましょう。

またこの時期おやつは必ずしも必要ではないので、食べなければ無理にあげなくても良いですよ。

 

【生後8ヶ月】おやつをあげる時の注意点

赤ちゃんにとって楽しみなおやつも、一歩間違えると危険なこともあります。

生後8ヶ月の赤ちゃんにおやつをあげる際の、注意点を抑えておきましょう。

 

・水や麦茶など、飲み物と一緒にあげる

・口に入れすぎていないか確認する

・虫歯に気をつける

 

生後8ヶ月の赤ちゃんにとって、噛んで飲むというのはまだ難しいもの。

喉に詰まらせないよう、飲み物も一緒にあげましょう。

自分でおやつを持たせている場合、口に入れすぎていないか確認も必要です。

 

また生後8ヶ月は、歯が生え始める時期でもあります。

おやつの後には歯のケアをしたり、飲みもので口の中をきれいにしたりして、おやつが原因で虫歯にならないよう気をつけましょう。

 

まとめ

歯が生えはじめる赤ちゃんもおり、少しずつ形のあるものが食べられるようになる生後8ヶ月。

市販の赤ちゃん用のおやつもさまざまなものがあるため、おやつをあげるママが増える時期です。

まだ毎日あげるのは早いですが、内容を選びながら、楽しみや食べる練習として取り入れていけたら良いですね。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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