【生後10ヶ月】おやつの悩み
生後10ヶ月になると、離乳食も少しずつ3回食に進みます。
食べるられる量や種類がますます増え、赤ちゃんの口に入るものに悩むママもいるのではないでしょうか。
離乳食と同じく、この時期のおやつについて気になっているママもいるでしょう。
1回に食べられる量が少ない小さな子どもにとって、おやつは楽しみ以外にも栄養やエネルギーの補給など、大切な役割があります。
3回食にも慣れてきた生後10ヶ月なら、そろそろおやつをあげた方が良いのでしょうか?
そこで今回は、多くのママが悩みがちな「生後10ヶ月のおやつ」についてご紹介します。
生後10ヶ月の赤ちゃんのママは、是非参考にしてみてくださいね。
生後10ヶ月におやつは必要?
毎日おやつが必要になるのは、1歳~1歳半頃の離乳が完了してからです。
食事だけでは摂りきれない栄養やエネルギーを補う、補食という意味でおやつを食べます。
そのため、一般的には生後10ヶ月だとおやつは必要ないと言えるでしょう。
しかしこの頃には、お楽しみとしてちょっとしたおやつを食べている赤ちゃんが多いのではないでしょうか。
離乳食の進み具合には個人差があり、生後10ヶ月だからおやつは不要、とは言えない場合もあるかもしれません。
少し早いですが、なかには生後10ヶ月で離乳が完了する赤ちゃんもいますよね。
反対に、離乳食がなかなか進まないのに母乳やミルクもあまり飲まず「合間に少しでも栄養を摂って欲しい」と考えるママもいるでしょう。
一般的にはまだおやつは不要とされる時期ですが、赤ちゃんの食欲や離乳食の進み具合を見て、臨機応変に対応しても良いかもしれませんね。
【生後10ヶ月】おすすめのおやつ
離乳食だとカミカミ期にあたる生後10ヶ月。
この時期のおやつには、どのようなものが良いのでしょうか。
【干し芋】
生後10ヶ月は、上下2本の歯が生えそろう目安と言われます。
ほどよい硬さが顎の発達を助ける干し芋は、カミカミ期の生後10ヶ月の赤ちゃんにぴったりのおやつです。
そのままでは硬いので、まずは小さくカットして水に浸し、十分柔らかくしてから少しずつあげましょう。
【おやき】
離乳食の定番であるおやきも、手づかみ食べの時期に重宝するおやつのひとつです。
丸くしたり細長くしたりと大きさや形を自由に変えられるため、赤ちゃんも飽きずに食べてくれるでしょう。
また生後10ヶ月頃は、鉄不足が気になる時期。
さまざまな具材を入れられるおやきをおやつにすれば、少しでも栄養面をカバーできますよ。
【マカロニきな粉】
マカロニきな粉は、保育園などでもよく登場する定番おやつです。
柔らかく茹でたマカロニに、きな粉と少量の砂糖をまぶすだけで簡単に作れます。
手づかみでパクパク食べられるため、生後10ヶ月の赤ちゃんも食べやすいでしょう。
【生後10ヶ月】おやつの食べさせ方
生後10ヶ月の赤ちゃんにおやつをあげる際の、タイミングや量などをまとめました。
【時間】
たまになら、離乳食や授乳に影響がなければ時間を気にする必要はありません。
頻繁にあげている場合は、一般的なおやつの時間である10時頃や、15時頃を意識すると良いでしょう。
【量】
食べる量には個人差があるため、この量が正解!というのは難しいかもしれませんが、おせんべいやビスケットのようなものは2枚位、ボーロなら10粒程度が目安です。
生後10ヶ月はまだおやつが必要な時期には少し早いので、上記でご紹介したおやつも、お楽しみ程度の量にしましょう。
【ポイント】
赤ちゃんの様子を見ながら硬いものは柔らかくしたり、小さく切ったりと、食べやすいように工夫をしてからあげてくださいね。
【生後10ヶ月】おやつをあげる時の注意点
生後10ヶ月の赤ちゃんにとって楽しみであるおやつも、場合によっては窒息をはじめとした事故を引き起こす可能性があります。
注意点を抑え、危険がないようにしましょう。
・つかまり立ちや、つたい歩きをしながら食べさせない
・窒息の可能性を意識しておく
・手づかみ食べをさせてあげる
つかまり立ちやつたい歩き中は、転倒する可能性があります。
おやつを持ったり口に入れたりしている場合、それが原因でケガをしたり喉に詰まらせたりすることもあるため、必ず座って食べさせましょう。
生後10ヶ月になると噛み応えのあるものも食べられるようになりますが、その分窒息の危険性も高まります。
食べやすく工夫をしたり、飲み物と一緒にあげたりして、より一層気をつけたいですね。
また、生後10ヶ月は手づかみ食べが大好きな時期ですが、汚れるのが気になってなかなか踏み出せないママもいるでしょう。
比較的片づけやすく汚れにくいものを選び、おやつで練習させてあげるのもひとつの手ですよ。
まとめ
生後10ヶ月は、おやつを毎日の習慣にするにはまだ少し早い時期。
しかし赤ちゃんの様子によっては、臨機応変にしても良いかもしれません。
あげるのであればごく少量から、離乳食に支障のないタイミングにしましょう。
ママも一緒におやつタイムにすれば、忙しい育児の息抜きになりますよ。