【生後0ヶ月】赤ちゃんの夜泣き

生後0ヶ月の赤ちゃんの夜泣き

赤ちゃんが生まれて、まずママが悩まされるのが睡眠不足ではないでしょうか。

 

特に生後0ヶ月の赤ちゃんは、3時間ごとの授乳が必要なため、ママは昼夜問わずに時間通りに起きて授乳やお世話をしなければなりません。
そのため、まとまった睡眠時間がとれずに常に眠さと戦っているママが多いと思います。

 

ただでさえ睡眠不足なうえに、さらにママを悩ませる「夜泣き」をする赤ちゃんもいます。
今回は、生後0ヶ月の赤ちゃんの夜泣きについて、その原因や対策などを詳しくご紹介します。

 

【生後0ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの原因

いわゆる理由もなく泣き続ける「夜泣き」と、生後0ヶ月の赤ちゃんの夜泣きとは少し異なります。
しかし、生後0ヶ月の赤ちゃんでも夜中に泣き続けてなかなか泣き止まない、というのは珍しいことではありません。

 

これは、「原因がない」というよりかはママもまだまだ初心者なため、赤ちゃんの泣いている「原因に気づけない」というのが正しいのかもしれません。
そこで、生後0ヶ月の赤ちゃんの夜泣きの主な原因を以下でご紹介します。

 

【お腹が空いている】
生後0ヶ月の赤ちゃんは、一度にたくさんの量を飲むことができません。
まだ上手に吸うこともできない子も多いため、途中で疲れて眠ってしまうこともあります。

 

また、ママの母乳量も安定していないことから、思った以上に母乳が出ていないこともあります。
そして母乳はミルクよりも消化されやすく腹持ちが悪いため、すぐにお腹が空いてしまう傾向にあります。

 

【おむつが濡れている】
生後0ヶ月の赤ちゃんは、大人では考えられないほどの感覚でおしっこやうんちをします。
赤ちゃんによっては少しおむつが濡れただけで、その不快感から泣いてしまう子もいます。

 

【温度や湿度が不快】
室温や湿度が赤ちゃんにとって不快だと、泣き続けてしまうこともあります。

 

「赤ちゃんは暑がりなので着せすぎないように」というのは聞いたことがあるママも多いかもしれません。
しかし、生後0ヶ月の赤ちゃんの場合は少し異なります。
もちろん、着せすぎはよくありませんが、まだしっかりと温めてあげなければいけない時期でもあります。

 

【寂しい】
赤ちゃんは、今まではママのお腹の中で、ママのぬくもりや鼓動を感じてきました。
そのためふと目が覚めるとママのぬくもりが感じられず、寂しく感じてしまうこともあるでしょう。

 

赤ちゃんのお風呂と夜泣きの関係

 

【生後0ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの対処法

【授乳をする】
赤ちゃんがお腹を空かせている場合、授乳をしましょう。
「授乳は3時間はあけなければいけない」と考えているママは多いかもしれませんが、母乳であれば赤ちゃんが欲しがるだけ与えても大丈夫ですよ。

 

【おむつを交換する】
おむつが濡れていると、不快感と同時に蒸れによりあせもができてしまうこともあります。
そのため、少しもったいなく感じるかもしれませんがこまめなおむつ交換をしてあげるようにしましょう。

 

【室温や湿度を見直す】
温度計や湿度計を赤ちゃんの過ごす部屋において、赤ちゃんにとって快適な環境を作りましょう。
あくまで目安ではありますが、

 

夏期:25℃〜28℃
冬期:18℃〜23℃

 

これらが赤ちゃんの快適に過ごせる室温です。
また、湿度は60%を目安に調節をしましょう。

 

しかし、先述したように生後0ヶ月の赤ちゃんは、体温調節機能が未熟なため、1枚多めに服を着せてあげるようにしましょう。

 

【赤ちゃんを安心させる】
赤ちゃんを抱っこして揺れたり、体をとんとんと優しく叩いてあげましょう。
ママのぬくもりを感じて赤ちゃんは安心してくれるかもしれません。

 

また、赤ちゃんがママのお腹にいた時の「胎内音」が流れるおもちゃやアプリを用いるのも良いかもしれません。
ビニール袋のガサガサとした音や、ドライヤーの音なども効果的です。
赤ちゃんの安心できる音を見つけられると良いですね。

 

しかし、赤ちゃんが1番安心できるのはママの声かもしれません。
ママのお腹の中にいた時から、赤ちゃんの聴力は発達していてママの声も聞こえていると言われています。

 

赤ちゃんが夜泣きをしていると焦ってしまい、無言になってしまうママは多いとは思いますが「大丈夫だよ」「ママがいるからね」と、優しく声をかけてあげてみてください。

 

【生後0ヶ月】「魔の3週目」って?

今まではよく眠っていてくれた赤ちゃんも、生後3週目頃からなかなか寝なかったり夜泣きをしたりすることがあります。
これは「魔の3週目」と呼ばれ、多くのママが悩む時期でもあります。

 

魔の3週目は、赤ちゃんが、自分がこの世に出てきたことを自覚し、不安になってしまうことから起こるとも言われています。
「今まで生まれてきたことに気づかなかったの?」と、なんだか少し可愛らしく感じますよね。

 

この時期の夜泣きは、赤ちゃんが環境にも慣れてれば、徐々に落ち着いてくるので安心してくださいね。

 

まとめ

生後0ヶ月で夜泣きを経験すると、「こんなに眠れないなんて聞いていなかった!」と思うママもいるかもしれませんね。
しかし、赤ちゃんはこの世に出てきてまだ1ヶ月足らず。不安になっても当然ですよね。

 

ママも無理をせず、産後の自分の体をいたわるためにも、パパや家族に協力をしてもらい、少しでも睡眠と休息をとれるような環境を作ってくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

この記事もおすすめ

int(8)

新生児育児の楽しみ方

新生児の育児を楽しもう 出産を無事に終えて始まった、赤ちゃんとの新しい生活。 ...

【生後0ヶ月】赤ちゃんとのお風呂

生後0ヶ月の赤ちゃんとのお風呂 生後0ヶ月の赤ちゃんは、まだ大人と一緒のお風呂...

「ことだま」にこだわる名づけ

ことだま(言霊)の力 ことだま(言霊)とは、言葉に宿っている不思議な力のことを...

産休でスキルアップできる講座10選 

産休はスキルアップにおすすめタイム 産休は予定日の前後約4ヶ月ですが、産後の2...

【生後0ヶ月】ママがワンオペ育児を乗り切るコツ

生後0ヶ月!平日はワンオペ育児のママも多い 赤ちゃんが産まれ、1週間程度は産後...

生後0ヶ月の赤ちゃんはこれを知っておこう!

新生児期の赤ちゃんの発達 生まれてすぐから生後28日未満の赤ちゃんのことを「新生...

【生後0ヶ月】おうちでの過ごし方

生後0ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごそう ママのお腹の中から生まれてきたばかりの...

新生児の赤ちゃんの生活

授乳量と授乳の回数 新生児期は、胃が小さく、授乳のリズムも整っていません。お母...

【月齢別】新生児時期に必要なもの

月齢0~2ヶ月の時期に必要なものは? 赤ちゃんのお世話に必要なアイテムはたくさ...

新生児のおもちゃの選び4つのポイント

新生児の赤ちゃんのおもちゃ選び 生まれたばかりの赤ちゃんに与えるおもちゃ。 ...

生後0ヶ月の赤ちゃんの体重

生後0ヶ月の赤ちゃんの体重について 「赤ちゃん」と聞くと、まるまるとした肉付き...

新生児の授乳クッション使用時の注意点

新生児の授乳クッション使用時の注意点

新生児期には授乳クッションが大活躍! 授乳クッションは新生児に授乳する際に活躍...

出産祝いにおすすめのおもちゃ

出産祝いにおすすめのおもちゃ 赤ちゃんの出産祝いに何を贈ろうかな?と悩む方は多...

新生児の目の色は変わるの?

新生児の目の色 生まれたばかりの赤ちゃん。 初めて赤ちゃんと目が合った時、と...

乳幼児と楽しめる親子のふれあい遊び

親子で楽しむふれあい遊び 子どもが小さいと一緒に遊ぼうと思っても、どんなことを...

新生児育児のコツとポイント

新生児の育児に”コツ”はある? 初めての赤ちゃんとの生活。 新生児期は可愛ら...

新生児服のサイズと選び方

新生児の服のサイズと選び方

新生児服のサイズの目安は? 産まれてくる赤ちゃんのことを考えながら洋服を選ぶの...

新生児の夜泣きに注意したい4つのこと

新生児の夜泣きに注意したい4つのこと

新生児特有の「夜泣き」とは? 赤ちゃんが生まれたら、今までと同じように好きな時...

名づけの注意点

名づけの注意点 赤ちゃんの名前をつけるときは、注意しなければならない点がいくつ...

新生児は縦抱きをしても良いの?

新生児の縦抱き 新生児は縦抱きをしても良いの? そんな疑問を持つ新米ママは多...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php