12ヶ月の赤ちゃんを育てるママの悩み
ママになってから12ヶ月。この1年はどんな年でしたか?毎日が早く過ぎ去った1年かもしれないですね。そんな産後12ヶ月のママは、どのような悩みを抱えやすいでしょうか。
産後12ヶ月ママの体の悩み
ママの体は出産から12ヶ月でどう変わったでしょうか。
【倦怠感】
産後は出産の疲れから体がだる重いということもありましたが、産後1年経った今も変わらず倦怠感がある方はいませんか。産後1年経っても続く倦怠感の原因は睡眠不足や育児疲れ、運動不足、食生活の乱れなど、人によってさまざま。
体がだるいのが続いている時は、休むことが第一。パパや周りの人、または託児サービスや家事代行サービスなどを頼り、ゆっくり寝たり、ゆったり好きなことをして過ごしたり、おいしいものを食べて体を充電しましょう。
また、家で休んでもなかなか倦怠感が解消できない時は、マッサージを受けるのもいいですね。肩こりや腰痛など、体に痛みを感じる時は、ひどくなってしまう前に病院を受診するのがおすすめです。
【月経が再開しなくて心配】
ほとんどの方が産後12ヶ月までに月経が再開することが多いものの、まだ再開していない方は心配になるでしょう。月経の再開時期は個人差が大きいものですが、再開が遅れやすい理由には次のようなものがあります。
・授乳によるプロラクチンの影響
比較的完全母乳で育てている方は月経再開までに時間がかかる人が多いようです。その理由は、母乳をあげることによってプロラクチンというホルモンが排卵を起こさないように働きかけます。
そのため、母乳育児中は再開しなくても不思議ではありませんが、産後1年を目安に産婦人科を受診してみるのもおすすめです。また、母乳はやめているのに再開していない、何度かはきたけれどその後月経がない場合も、他に原因があるかもしれないので、受診するといいでしょう。
・妊娠している
月経は排卵が起こってから妊娠が成立しなかった場合にきます。そのため、産後初めて排卵があった周期に妊娠が成立すると、産後の月経が再開しないまま、また次の妊娠期間へ入ります。
妊娠の可能性がある場合は、妊娠検査薬等で確認してみましょう。
・栄養不足
無理なダイエットなどで、月経不順になる、止まるという話を聞いたことある方もいるでしょう。無理に食べないダイエットをしているわけでなくても、育児で忙しくてきちんと毎食食べられていないという場合は、ホルモンバランスが乱れ、月経不順になっている可能性があります。
月経の再開に関してだけでなく、栄養バランスを考えた食事は健康のためにも大切です。食事内容を見直してみましょう。
産後12ヶ月ママの育児の悩み
産後12ヶ月のママはどのような育児の悩みを抱えやすいでしょうか。
【赤ちゃんの成長に悩む】
生後12ヶ月前後の赤ちゃんは、成長の個人差がとても大きいもの。特にママや周りの大人が気にしてしまうのが、”歩きはじめ”と”言葉の発達”ではないでしょうか。
よちよちと歩く赤ちゃんはかわいいため、早く歩かないかと待ち遠しく思う周りの大人も多いですよね。最初の一歩は体の発達にもよりますが、赤ちゃんの性格も影響することがあるようです。慎重派の赤ちゃんは歩きはじめも慎重な子が多いかもしれません。
言葉の発達も、早く赤ちゃんとおしゃべりできるようになりたいという期待から、気にする方も多いでしょう。しかし、言葉も性格が関係しているところもあります。たくさんお話して伝えたいという気持ちが強い子と、言葉がなくても分かってくれるママに安心している子などさまざま。
赤ちゃんにも個性があります。心配しすぎず、見守ってあげる姿勢も大切です。
どうしても心配な場合はかかりつけの小児科医や自治体の育児相談などで尋ねてみましょう。先輩ママや家族に相談するのもいいですが、経験談は聞けるもののの、逆に心配が深まるケースもあるからです。
具体的なアドバイスが欲しい場合は専門家へ相談してみてください。
産後12ヶ月ママの心の悩み
赤ちゃんはかわいいけれど、ずっと一緒に過ごしているとなぜかつらく、孤独を感じてしまうことはありませんか。
【孤独感がある】
赤ちゃんと過ごしていると、1人ぼっちではないのに寂しさを感じてしまう理由は、双方向のコミュニケーションがまだ取りづらいから。1歳以降は個人差はあれど、言葉が発達していきますが、スムーズではないのでもどかしさもあるでしょう。
なんだか1人で話している、1人で頑張っているような気持ちになってしまうことも。
そんな時は積極的に、誰か大人とコミュニケーションをとれる機会を作りましょう。パパやママ友と話したり、SNSに愚痴を書き込むのもあり。育児の大変な面も共感してもらいながら、心強い仲間とつながっていきましょう。
まとめ
この1年で、赤ちゃんはとっても大きく成長しましたね。ママはとにかく慣れないことばかりで、時にはつらく、落ち込むこともあった1年だったと思います。
それでも、こうして1歳のお誕生日を無事迎えられたのは、ママが一生懸命にがんばってきたからです。これからも自信を持って、赤ちゃんとの毎日を楽しんでくださいね。