【生後12ヶ月】赤ちゃんの夜泣き

生後12ヶ月の赤ちゃんの夜泣き

いよいよ赤ちゃんも生後12ヶ月、1歳を迎えましたね。
周りの同じくらいの月齢の赤ちゃんを見ると、夜泣きは終わったという子も多いかもしれません。

 

しかし、生後12ヶ月でも夜泣きをする赤ちゃんは珍しくありません。
「いつまで続くの?」と気が滅入ってしまいそうですが、ゴールはもう少し。
赤ちゃんの成長とともに、徐々に夜泣きも治まってきますよ。

 

とはいえ、赤ちゃんが生後12ヶ月を迎えると、育休から職場復帰をするママも増えてきます。
毎日の夜泣きは、翌日の仕事にも響くのでなるべく早く終わってほしいですよね。

 

そこで今回は、生後12ヶ月の赤ちゃんの夜泣きと、対処法として多く見られる「断乳」について詳しくご紹介します。

 

【生後12ヶ月】夜泣きの原因と対処法

【環境の変化】
赤ちゃんが満1歳を迎えると、職場復帰をするママも多くいますよね。
ママの職場復帰と同時に、赤ちゃんは保育園や託児所など、日中はママと離れて生活することになります。

 

今までママと2人で過ごしていた毎日から、ガラッと環境が変わり、赤ちゃんにも少なからずストレスがかかっています。
今まで夜泣きがなかったり、終わったりした赤ちゃんであっても、このタイミングで夜泣きがスタートしてしまうこともあります。

 

もちろん、保育園へ預けることが悪いというわけではありません。
しかし、大人でも新しい環境に慣れるのは時間がかかるもの。
「赤ちゃんも日中頑張ってくれているんだな」と、気持ちをくみ取ってあげるようにしましょう。

 

赤ちゃんと家に帰ってきたら、ママは疲れているかもしれませんがたくさん相手をして、抱っこをしてあげましょう。
赤ちゃんと過ごすのに大切なのは、時間の長さ以上にその質です。
時間のない中でも、日中頑張ってくれている赤ちゃんにたくさん触れ、声をかけてあげましょうね。

赤ちゃんが今ある環境に慣れてきたら、だんだんと夜泣きも落ち着いてくるでしょう。

 

 

【特に理由はない】
夜泣きは、特に原因がないものがほとんどです。
しかし、1歳を超えると徐々に夜泣きはおさまってくると言われています。

 

今はつらいと感じていても、あと少しです。
とはいえ、長期間夜泣きの対応をしているママは本当に疲れてしまいますよね。

 

週末はパパに赤ちゃんをお願いして、ゆっくりと眠ったり、自分の時間を確保したりして、上手にストレスを発散するようにしましょう。

赤ちゃんはどうしてよく泣くの?

 

「断乳」を検討してみても

赤ちゃんが生後12ヶ月を迎えたら、仕事復帰なども関係して、断乳を検討するママもいるかもしれません。
断乳をしたら、赤ちゃんの夜泣きがおさまったというケースも多くあります。

 

【「断乳」とは?】
断乳とは、その名の通りおっぱいやミルクなどの授乳をやめることを言います。
生後12ヶ月になれば、ママと赤ちゃんのタイミングが合えば断乳をすることが可能です。

 

断乳をすると、先述したように夜泣きがおさまるというメリット以外にも

 

・ママの服装の選択肢が広がる
・ママが薬やお酒を飲むことができる
・外出時の荷物が減る

 

などといったメリットがあります。

 

しかし、1歳を迎えたからと言って、無理に断乳をする必要はありません。
ママがつらくなければ、赤ちゃん自ら「卒乳」を迎えるまで授乳を続けていても問題はありませんよ。

 

 

【断乳の仕方】
まずは夜中の授乳をやめる「夜間断乳」からスタートしましょう。
そして徐々に日中の授乳回数を減らしていき、最終的には眠る前の授乳まで減らしていきます。

 

とはいえ、日中におっぱいやミルクを欲しがる赤ちゃんも多くいます。
家にいると、他に気が紛れることがないため、余計におっぱいやミルクを欲しがる赤ちゃんもいます。
そのため、日中はなるべく赤ちゃんと外出をするとお互いの気が紛れますよ。

眠る前の授乳は、すんなりとやめられる赤ちゃんは少ないため、パパと協力しながら乗り切りましょう。

 

 

【断乳の注意点】
断乳を始めるにあたって、以下の注意点があります。

 

・しっかりと1日3回離乳食を食べているか
・おっぱいやミルク以外での水分補給ができるか
・体重が増えているか

 

これらの条件を満たさない場合は、断乳には少し早いかもしれません。

 

また、断乳をスタートしたら、一度にやめるのではなく、徐々に時間をかけて少しずつ授乳回数を減らすようにしましょう。

 

 

【断乳のポイント】
大好きだったおっぱいやミルクが飲めないとなると、多くの赤ちゃんは大泣きをしてしまいます。
そのため、夜泣き以前にしっかりと寝付くまでに時間がかかることも。

そんなときは、ママだけでなくパパの手も借りながら断乳を行うと良いでしょう。
特に長期連休や、週末の前日からなど、パパも翌日の仕事に支障がでないように断乳の日をあらかじめ計画しておくと良いですよ。

 

まとめ

生まれたばかりだと思っていた赤ちゃんももう1歳。
こんな風に、子育ては振り返るとあっという間のことばかりです。

 

赤ちゃんの夜泣きに悩まされ、奮闘した毎日も、振り返ればあっという間に感じ、そのつらかった日々すらいとおしく感じる日がやってくるかもしれません。

今ある赤ちゃんとの時間を大切に、上手に息抜きをしながら、今だけの赤ちゃんとの毎日を楽しんで子育てをして下さいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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