授乳・離乳食
離乳食の回数や内容が順調に進んでいるようであれば、生後9か月の離乳食は1日3回食にしていきましょう。
1回に食べる量が少ない子は補食として軽食(おやつ)を2回追加しても良いです。母乳やミルクは1日2~3回になり、離乳食を与えた後に飲みたいだけあげるようにします。
生後9ヶ月からの離乳食は、「カミカミ期」と言ってバナナや豆腐くらいの、歯茎でつぶせる固さが目安となります。 舌の動きも上手になってきますので、これまでよりも食べられる食材が増えてくるでしょう。
初めて与える食材は、なるべく日中に少量ずつ与え、様子をみるようにします。 アレルギーが不安で食材を増やすのを避けていると、逆に栄養が偏ってしまうので気を付けてください。
この月齢の成長に合わせて、カルシウムや鉄分が不足しないよう、離乳食のメニューも工夫していきましょう。
忙しい時や暑い夏など食中毒が気になる時は、市販のベビーフードを利用すると便利です。 市販のベビーフードは、月齢に合った食材と調理法になっていますので、ママが手作りするときの参考にもなります。外出時でも市販のベビーフードを赤ちゃんに与えるようにし、離乳食は続けるようにしましょう。
また、そろそろ哺乳瓶からコップに切り替える練習を始めても良いころです。ママが上手にサポートしながら、焦らず進めていきましょう。
服装
はいはいが上達して、つかまり立ちやママの後追いをすることができるようになるので、その動きにあった服装を選びます。
四つん這いの姿勢になることが多いので、膝が床に擦れて傷つかないよう、動きやすいパンツやレギンスなどを選ぶと良いでしょう。生後9ヶ月の赤ちゃんは、とにかく良く動きますので、お着替えに時間のかからないセパレートタイプがおすすめです。
睡眠時間
生後9ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間は、1日11~13時間です。授乳やミルクから離乳食に切り替わり、夜間にまとまって寝てくれるようになります。寝る時間や起きる時間などを見直して、1日3回の食事が出来るよう、規則正しい生活をしましょう。
寝ぐずりや夜泣きは、赤ちゃんにも個人差がありますので、生後9ヶ月でも続く場合があります。動きが活発になる赤ちゃんの育児に、これまで以上に気を遣う時期でもあるので、ママは休めるときに体を休めるようにしましょう。