生後0ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ

生後0ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ

可愛い生まれたばかりの赤ちゃんも、いずれは言葉を発するようになります。

どんなおしゃべりをするのかな?と、楽しみになりますよね。

 

個人差はありますが、赤ちゃんは早ければ生後9ヶ月くらいからおしゃべりを始めると言われています。

また生後3ヶ月くらいから、「うー」「あー」などのクーイングが始まります。

クーイングは母音からなる発声のことで特に意味は持ちませんが、まるでおしゃべりしているかのように聞こえます。

そんな時期がいつか来るのが待ち遠しくなりますよね。

 

今からでも、赤ちゃんが言葉を話すよう促したり、言葉がけを意識してみるのも良いかもしれません。

そこで今回は、生後0ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達や、言葉がけについて解説していきます。

 

生後0ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達

お腹の中にいた赤ちゃんが外の世界へ。

赤ちゃんにとって生後0ヶ月の時期は、そんな外の世界に適応していくためのとても大切な時期と言えるでしょう。

生後0ヶ月で急激に言葉の発達が見られたり、話せたりするようになるわけではありません。

この時期は、話せるための準備期間と言っても良いでしょう。

 

言葉の発達としては、

①言葉を聞く

②言葉に反応して声を発する

③言葉が分かるようになる

④言葉を話す

という順番で習得していきます。

 

言葉の習得には、まずは赤ちゃんが言葉を聞くというのが必要なのが分かりますね。

 

また、ママが初めて赤ちゃんの声を聞いて嬉しかったように、赤ちゃんもママの声を聞いてとても嬉しく思っています。

そんな思いを共有できるよう、この時期からたくさん話しかけてみると良いでしょう。

 

生後0ヶ月の赤ちゃんにも言葉がけは必要?

生後0ヶ月の赤ちゃんは生まれたばかりなので、何か言葉を発することはありません。

そのような時期でも赤ちゃんへの言葉がけは必要なのでしょうか。

 

【言葉がけの必要性】

赤ちゃんのうちからたくさん言葉がけをしていると、言葉の発達を促し情緒の安定につながります。

先述したように、赤ちゃんの言葉の発達の入り口としてまずは「言葉を聞く」ことが必要です。

この時期からどれだけ言葉を聞いていたかで、後の言葉の発達にも影響していくことでしょう。

 

【言葉がけの方法】

言葉がけをする際、まだ赤ちゃんから何か言葉が返ってくるわけではないので、どうしても一方向だけと感じてしまうかもしれません。

「言葉がけ」と言っても親が無理に一方的に話すのではなく、赤ちゃんからのサインに応えるということからまずは始めてみると良いでしょう。

生後0ヶ月の場合だと、赤ちゃんは泣くことでどうして欲しいかサインを出してくれています。

そのサインに無言で対応するのではなく、例えば「お腹すいた?」「眠たいかな?」など、思っていることを伝えてみましょう。

赤ちゃんの出したサインに対して、ママが応えてくれた!と感じるようになるかもしれません。

 

生後0ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ例

どのように赤ちゃんに話しかけたら良いのか分からない、という方もいるかもしれません。

言葉がけ例をみていきましょう。

 

【抱っこして「ゆーらゆーら」】

言葉だけを聞いても、どのような動きかは赤ちゃんには分かりません。

この時期は抱っこして寝かせる時間も長いので、その時間にも言葉がけを意識するのも良いですね。

抱っこして少し揺らし「ゆーらゆーら」と言ってみましょう。

赤ちゃんはママの声に安心し、眠りやすくなるかもしれませんよ。

 

【お腹すいた?眠たい?など】

赤ちゃんが泣いていたりぐずったりしているときは、その時の赤ちゃんの様子をそのまま伝えてみるのも良いでしょう。

この時期はお腹がすいた、眠たい、おしっこが出た、などで泣くことが一番多いですよね。

でも、泣き方によってはそのうちのどれなのか、はっきり分からないこともあるかもしれません。

そんな時は確かめるように、「お腹すいた?」「眠たい?」など、赤ちゃんに実際に聞いてみたいことをお話ししてみましょう。

 

赤ちゃんに言葉がけする際の注意点

最後に、赤ちゃんに言葉がけする際の注意点についてご紹介いたします。

 

【目を合わせて優しく】

赤ちゃんと目を合わせることで、コミュニケーションが深まります。

赤ちゃんはママの声を聞いただけで安心しますが、目を合わせることでより安心感と信頼感が生まれるでしょう。

 

【ネガティブな内容にならないように】

言葉がけは思っていることなど、基本的にはなんでもOKです。

ただし、あまりネガティブな内容は使わないように注意しましょう。

赤ちゃんは言葉の意味は分からなくても口調のトーンや雰囲気を感じ取ることはできるため、ネガティブな空気を感じて泣いてしまうかもしれません。

言葉がけをする際は言われて嬉しくなるような内容を心がけると良いでしょう。

 

まとめ

生まれたばかりの赤ちゃん。

いつかおしゃべりをする日が来るかと思うと、とても待ち遠しく楽しみになりますね。

ただし、赤ちゃんは急に言葉が発達するわけではないので、おしゃべりするのはまだまだ先のことかもしれません。

赤ちゃんの言葉の発達を促すためにも、今から「言葉がけ」を少しずつ意識し始めると良いでしょう。

言葉がけの例を参考にして、無理なく取り入れてみてくださいね。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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