新生児ママの睡眠不足は”永遠”じゃない
新生児ママが抱える睡眠不足の悩み…。
一体いつまで続くのか、終わりが見えないことで不安やストレスを感じることはとても多いですよね。
確かに新生児というのは、昼夜問わず寝たり起きたりを繰り返しますから、ママがまとまって眠れることは少ないかもしれません。
しかし、この睡眠不足は一生続くわけではありません。
赤ちゃんが成長し、生活リズムが整えば、ある程度まとまった睡眠をとれるようになります。
今が睡眠不足のピークかもしれませんが、必ず終わりが来るということを知ることが大切です。
今回は新生児ママ向けに、睡眠不足はいつまで続くのか、睡眠不足の悩みの解消法についてご紹介します。
新生児期はなぜ睡眠不足になるの?
そもそもなぜ新生児のママは、睡眠不足に悩まされることが多いのでしょうか。まずはその原因から探っていきたいと思います。
【原因①新生児は頻回授乳だから】
新生児のうちは、一度の授乳でたくさん母乳やミルクを飲むことができないため、すぐにお腹が空いてしまいます。
そのため、2~3時間ごとの頻回授乳が続き、睡眠不足になってしまうのです。
赤ちゃんによっては1~2時間おきに空腹で起きてしまうことも…。これではママもまとまって眠ることができませんね。
【原因②新生児のお世話に慣れていないから】
生まれたばかりの赤ちゃんとの生活は、これまでのママの生活とは一変します。
おむつ替えや授乳、沐浴など初めてのことばかりでストレスに感じてしまうママも。
赤ちゃんの様子が気になって落ち着かず、眠れないというママも多くいるでしょう。
また、家事と育児の両立で忙しく、睡眠不足になってしまうケースもありますね。
哺乳瓶の消毒をしたり、ママ自身の食事の支度をしたりして、あっという間に時間が過ぎていた…なんてことも。
夜間だけでなく、赤ちゃんと一緒にお昼寝をする時間がとれずに睡眠不足になるママもいます。
新生児ママの睡眠時間はどのくらい?
頻回授乳など新生児のお世話に忙しいママの睡眠時間は、1日トータルでも4~5時間以下ということも珍しいことではないでしょう。
しかもこの時期は、まとまった睡眠時間が確保できるのではなく、小間切れなので、疲れがとれなかったり、余計に眠くなったりすることもあります。
なかなかゆっくり眠れないことで、イライラするなど気持ちが不安定になりやすい時期でもありますね。
新生児の睡眠不足はいつまで?
ではこの睡眠不足は、いつまで続くのでしょうか?
赤ちゃんが成長し、昼夜の区別がついてくるようになる生後4ヶ月頃になれば、新生児期のような「ほとんど眠れない」という睡眠不足は解消されるかもしれません。
しかし、これは赤ちゃんによってもママによっても感じ方は様々。
生後3~4ヶ月頃になると、日中に起きていられる時間が増えることで「お昼寝ができない」と感じるママもいます。
この頃はまだ夜の頻回授乳が継続していることも多いため、結局は新生児と変わらない睡眠不足に悩まされることも。
また生後7ヶ月頃から夜泣きが始まる赤ちゃんもいるので、また新生児の頃のように睡眠不足になってしまうママもいます。
「これじゃ、いつまで経っても睡眠不足が解消されないのでは?」と不安になってしまうかもしれませんが、ママも少しずつ赤ちゃんとの生活に慣れて行くので、効率よく育児や家事をこなせるようになり、睡眠時間を少しでも長く確保することができるようになりますから、「睡眠不足が一生続く」など心配し過ぎないようにしてくださいね。
あんなに大変だった寝かしつけも、赤ちゃんが元気に動くようになると、疲れて夜はぐっすり寝てくれる…なんてことも。
その日によっても良く寝る日、そうでない日などがあるので、毎日全く眠れないということは徐々になくなると考えておくといいかもしれませんね。
新生児ママの睡眠不足解消のポイントは?
睡眠不足は一生続くわけではないということは理解できても、やはり「今がつらい!」というママは多いもの。
どうすればこの睡眠不足を解消することができるでしょうか?
【①家族に協力してもらう】
最も大切なことは、家族に協力してもらうことです。
パパが休みの日には赤ちゃんのお世話を代わってもらい、少し横になる時間をつくるようにしましょう。
パパも赤ちゃんと触れ合う時間が増えることで、パパとしての自覚が芽生え、育児に積極的になってくれるかもしれませんよ。
【②家事は最低限やればいい】
頑張ってしまうママは、育児も家事も両立しようとしてしまうかもしれませんね。
しかし、睡眠時間を削ってまで家事をやる必要はありません。
手を抜けるところは抜いて、ママが少しでも休めるようにしましょう。
まとめ
新生児ママの睡眠不足は、そう長く続くものではありません。
しかし、そうはいっても以前のようにたっぷり眠れるようになるのはまだ先の話。
睡眠不足でつらいときは、家族に頼り、家事も最低限やればいいんだと割り切りながら乗り切ることが大切ですよ。
ママが健康で笑顔でいることが赤ちゃんにとっての幸せですから、少しでも睡眠時間を確保できるよう、時間を上手に使ってつらい時期を過ごしていきましょう。