赤ちゃんの歯が生え始めたらどうなる?

赤ちゃんの歯が生え始めたらどうなる?

赤ちゃんの歯の生え始めはいつ?

生まれたときには歯が生えていない赤ちゃんですが、成長に従い歯茎から最初の歯が生え始めます。
ぴょこっと白い頭が見え始めるとかわいらしくて、ママも嬉しくなる瞬間ですね。

 

赤ちゃんの歯の歯の生え始めが楽しみですが、どのくらいの時期から乳歯は生え始めるのでしょうか。

 

【歯の生え始め】
歯の生え始めは生後6ヶ月頃
しかしこの時期には、赤ちゃんによって大きく個人差があります。

 

【歯が生え始める兆候】
赤ちゃんのよだれが増えたと感じたら、歯が生えてくる兆候です
また、歯茎がむずがゆくなることからおもちゃや手をカミカミしたり、ぐずり気味になる、夜の寝つきが悪くなるといった兆候を見せる赤ちゃんもいます。

 

【なかなか歯が生えない赤ちゃんも】
歯の生え方には赤ちゃんによって大きく個人差があり、もっと早い段階で生えてくる子もいれば、1歳を過ぎたころにやっと生え始めたという赤ちゃんも、中にはいます。
なかなか生えてこないとママは心配になるかもしれませんが、珍しいことではないので、ゆったりした気持ちで楽しみに待ちたいですね

赤ちゃんの歯が生え始める順番は?

一般的に、赤ちゃんの歯は下の真ん中の2本の歯から生え始め、次に上の真ん中2本の歯が生え始めます。
その後、上下真ん中の両隣の4本が生え揃い、今度は奥歯が生え始めます。
2歳半ごろには上下で20本の乳歯が生え揃います。

 

【歯が生える順番が違っても大丈夫】
赤ちゃんによっては、下の真ん中から生えるのではなく、上の歯が先に生えてみたり、真ん中の隣の歯の方が先に生え始めたりという子もいます。
見た目がすきっ歯のようになったり、生える順番が違うと心配になるかもしれませんが、その後他の歯もきちんと生え揃うようでしたら心配はありません。

生え始めの歯の生え方が気になったら?

歯の生え始めや生え方について、やはり一般的な生え方と違うとママも心配になることもありますよね。
以下のような場合、赤ちゃんの定期健診の時に相談してみたり、歯医者さんで診てもらえると安心です。

 

【歯が生えてこない】
1歳以降に歯が生え始める赤ちゃんもめずらしくはないため、多くは心配はいりませんが、あまりに遅い場合は乳歯の先天欠如というケースも、ごくまれですがあります
歯茎に膨らみがあったり、指で触ってみて固いものがある場合なら、まだ歯が生え始めていないだけという可能性がありますが、心配なら歯医者さんに相談してみるといいですね
レントゲンを撮って乳歯があるかどうか、確認ができます。

 

【生える順番がおかしい】
赤ちゃんの歯が生え始める順番が違うのもよくあることですが、あまりにバラバラに生えてくると、歯並びに影響することもあります。
また、前歯がなかなか生え始めないのに先に奥歯が生えてきてしまった場合、生えない原因があるかもしれないので、やはり歯医者さんに診てもらう必要があります

 

【歯の色が白くない】
せっかく生え始めた歯が黄色や茶色をしていた場合、歯のエナメル質が形成不全を起こしていて、弱い状態にあります。
虫歯になりやすくなってしまうため、歯医者さんで定期的に見てもらう必要があります

 

【歯の形がおかしい】
乳歯が2本くっついた状態で生えてくる癒合歯という状態など、歯の形がおかしいと感じることも。
歯が磨きにくく、虫歯になりやすい歯となります。
赤ちゃんのうちは歯磨きを丁寧に行ったり、虫歯になっていないか注意深く観察していきましょう。

 

いずれ歯が生え変わる時に抜歯が必要になります。歯科健診で定期的に相談していきましょう

 

【生まれたときから歯が生えている】
生まれたときから歯が生えた状態のケース。赤ちゃんの成長には問題はありませんが、母乳育児をしているママですと、授乳のたびに大変な思いをしてしまう可能性が。
ママが辛ければ、歯の先をコーティングすることもできるので、歯医者さんで相談してみましょう

歯が生え始めると「歯ぐずり」も!

歯が生え始めると赤ちゃんに現れる歯ぐずり。
歯がむずむずすることで日中もぐずったり、寝つきが悪くなる、夜泣きをするといった症状がみられることがあります
歯が生え揃うまで続くわけではなく、2、3本と歯が生えそろってくると徐々にぐずりは落ち着くことが多いようですが、赤ちゃんの不快感は取り除いてあげたいですよね。

 

歯が生え始めたら歯固めを与えてあげると、赤ちゃんのむずむずは多少軽減されます
また、離乳食フィーダーといったアイテムに赤ちゃんの好きな果物を冷やして入れてあげるのも効果的
ママが抱っこしてあげたり遊んだりして、なるべく歯のムズムズから気がそれるように過ごしてあげるもいいでしょう。

赤ちゃんの歯の生え始めを楽しみに待とう

赤ちゃんの歯が生えてくる時期は、ちょうど離乳食も開始の時期です。
乳歯のケアも始まるし、赤ちゃんは歯ぐずりを起こすこともあるので、ママはまたちょっぴりだけ慌ただしくなるかもしれません。

 

赤ちゃんの歯の成長には個人差もあるものの、歯が生え始めるとまた一つ成長を感じられて、ママも嬉しくなりそうですね。
赤ちゃんの成長を、楽しみに待ちましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

この記事もおすすめ

int(22)

【女の子の赤ちゃんへ】ハーフバースデーのプレゼント5選

【女の子の赤ちゃんへ】ハーフバースデーのプレゼントは何が良い? 一昔前までは百...

【生後6ヶ月】働くママの悩み

【生後6ヶ月】働くママの悩みとは? 赤ちゃんが生後6ヶ月を迎えると、仕事復帰を...

生後6ヶ月の赤ちゃんの幼児教育

生後6ヶ月の赤ちゃんの発達と接し方 個人差はありますが、生後6ヶ月になると、視...

【生後6ヶ月】ママがもらって嬉しいもの

生後6ヶ月のママがもらって嬉しいものって? 生後6ヶ月といえば、ハーフバースデ...

【生後6ヶ月】おうちでの過ごし方

生後6ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごそう 寝返りやお座りができるようになるなど、...

赤ちゃんのハーフバースデーどう祝う?

ハーフバースデーとは? 赤ちゃんのお祝い「ハーフバースデー」とは、赤ちゃんが生...

6ヶ月の赤ちゃんの遊び方

生後6ヶ月の赤ちゃんとの遊び方

生後6ヶ月の赤ちゃんができること 生後6ヶ月というと、ハーフバースデーのお祝い...

赤ちゃんのハーフバースデーは写真を撮ろう

赤ちゃんのハーフバースデーは写真を撮ろう 赤ちゃんのハーフバースデーに、自宅で...

乳児「6,7ヶ月健診」の内容は?

乳児「6,7ヶ月健診」とは 乳児「6,7ヶ月健診」とは、赤ちゃんが生後半年にな...

【生後6ヶ月の赤ちゃん】離乳食の悩み

生後6ヶ月の赤ちゃんの離乳食には悩みがいっぱい 離乳食が軌道に乗ってきたり、な...

離乳食の基本情報

離乳食とは 「離乳とは、成長に伴い、母乳又は育児用ミルク等の乳汁だけでは不足し...

睡眠時間と生活リズム(月齢4~6ヶ月)

月齢が進み睡眠時間はどう変化する? 少しずつ表情も豊かになってきた4~6ヶ月の...

生後6ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ

生後6ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ

生後6ヶ月にはどんなおもちゃが良い? 赤ちゃんは生後6ヶ月の頃、おすわりができ...

赤ちゃんの離乳食用食器の選び方

離乳食用食器はいつから必要? 赤ちゃんが生後5~6ヶ月を迎えると離乳食が始まり...

生後6ヶ月の赤ちゃんの体の成長

身長・体重 生後6ヶ月になると今までよりも身長・体重増加のペースが落ち着いてき...

生後6ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選び

生後6ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ 生後6ヶ月の赤ちゃんは、心身ともにどんどんと成...

女の子の赤ちゃん~ハーフバースデーの服装~

女の子赤ちゃんのハーフバースデーの服装 赤ちゃんの生後半年をお祝いする、ハーフ...

生後6ヶ月の赤ちゃんの体重

生後6ヶ月の赤ちゃんの体重について 生後6ヶ月の赤ちゃんは、寝返りやずりばいな...

離乳食開始前にアレルギー検査は必要?

離乳食と食物アレルギー 離乳食を始める上で、赤ちゃんのアレルギーの有無が気にな...

生後6ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ

生後6ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ 生後6ヶ月はママと赤ちゃんにとって、一つの節...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php