生後0ヶ月の赤ちゃんができること
生後0ヶ月というと、まだ生まれたばかり。
昼夜問わず、1日のほとんどを寝て過ごす時期です。
この時期の視力は、わずか0.01ほどで、明るい・暗い、白・黒・グレーの色の識別ができるくらいになります。ただし、聴力はママのお腹の中にいたときから発達をしていて、ママがやさしく語りかけると、気持ちを落ち着かせてくれるようになります。
まだまだ表情も乏しく、「うれしい」「さみしい」といった気持ちを表現することはありませんが、普段のお世話を通して、ママが語りかけてあげることは、赤ちゃんの情緒発達にとても良い影響を与えてくれることでしょう。
今回は、そんな生後0ヶ月の赤ちゃんとの遊び方についてまとめてみました。
生後0ヶ月の赤ちゃんとの室内遊び
生後0ヶ月の赤ちゃんは、1日のほとんどをお部屋の中で過ごすことになります。
遊びと言っても、おもちゃを使ってごっこ遊びをしたり、ボール遊びをしたりすることはできません。
赤ちゃんのお世話を通してコミュニケーションをとることが、赤ちゃんとの遊びにつながるのです。
【①絵本の読み聞かせ】
0ヶ月の赤ちゃんからの絵本など、低月齢でも楽しめる絵本を見つけてみましょう。
まだ色の識別は難しいですが、はっきりとした絵柄ならぼんやりと見ていることも。
何よりも、ママの声が聞こえるとそれだけで赤ちゃんの心が落ち着くでしょう。
【②楽しく話しかける】
赤ちゃんとの初めての会話。
お腹にいる頃から聞き慣れているママの声に、少し反応することもあるかもしれません。
まだ話しかけに対して反応がないことの方が多いですが、これからの発達のためにもぜひ続けていきましょう。
【③歌を聴かせる】
「子守歌」があるように、やさしいママの歌声は、赤ちゃんにとってとても安らぎます。
また、0ヶ月の頃はお世話ばかりでなかなか息抜きするのも難しいですよね。
子守歌に限らず、ママの好きな歌でも良いのでぜひ歌いながらママのストレスを発散するのも良いでしょう。
【④抱っこして部屋を探索する】
色々と試してみたけど、なぜかずっとぐずって泣き続けている…ということもあるのではないでしょうか。
そんな時は寝かせたままにせず、一旦抱っこをして部屋をウロウロと探索してみましょう。
空気が変わるだけでも、赤ちゃんの気持ちも切り替わり、泣き止んでくれることもあります。
生後0ヶ月の赤ちゃんとの外遊び
よく寝て体調も良く健康な様子であれば、外に出ても大丈夫かも?と思う方はいるかもしれません。
毎日部屋で赤ちゃんのお世話ばかりしていると、ママも外でリフレッシュしたくなりますよね。
0ヶ月の赤ちゃんでも、外遊びは大丈夫なのでしょうか。
【0ヶ月の赤ちゃんでも外遊びは可能?】
基本的には0ヶ月の赤ちゃんの外出は避けるようにしましょう。
この頃は健康そうに見えても、体力や免疫力が弱いため、ちょっとした変化でも体調を崩す可能性があります。
最初の外出は、1ヶ月健診を終え、医師から健康上問題ないと診断されてからが良いでしょう。
【外遊びは無理でも外気浴から始めてみよう】
外遊びはまだ難しいですが、0ヶ月の間は室内でできる外気浴から始めてみましょう。
外気浴というのは、窓を開けて風や太陽の暖かい光に当たることです。
昼と夜の区別はまだついていませんが、朝になって目覚めたら外気浴をして徐々に昼と夜の区別をつけると、生活リズムを整えることにもつながります。
あまり長時間するのではなく、紫外線量の少ない午前中に5分から10分程度で、無理のない範囲で始めていきましょう。
0ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
おもちゃは親子遊びを促してくれる大事なアイテムです。
赤ちゃんとどうやって遊んだらいいのか分からない、という方の手助けにもなります。
0ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃにはどのようなものがあるのでしょうか。
【①ガラガラ】
赤ちゃんが握って振るとガラガラと音が出るおもちゃです。
まだ生後0ヶ月では、自分で持って振るという動作はできませんので、ママが赤ちゃんのそばで鳴らしてあげると良いでしょう。
【②布絵本】
ママが絵本を読み聞かせるのも、赤ちゃんの遊びの1つ。
寝かしつけ以外にも、ぜひ取り入れたい遊びですよね。0ヶ月の赤ちゃんであれば、布絵本がおすすめ。
一般的な絵本より、ソフトな触り心地で、ねんね期の赤ちゃんにも安心して読み聞かせができます。
握って音が出る仕掛けがあったり、触ると素材が異なる仕掛けがあったりと、赤ちゃんの五感を刺激してくれるものがいいですね。
【③ベッドメリー】
0ヶ月の赤ちゃんはほとんど寝て過ごしています。
毎日同じ天井を眺めているよりも、ベッドメリーがあれば聴覚や視覚の刺激にもなります。
動いているものにも少し反応をすることもあるので、成長にも役立ちますよ。
まとめ
遊びは赤ちゃんの成長には欠かせません。
0ヶ月だとまだ小さすぎて遊べないかも?と思っている方も多いかもしれませんが、話しかけや触れ合いも十分な遊びです。
あまり難しく考えず、普段のコミュニケーションを遊びとして捉え、大切にしていきましょう。