生後0ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選び

生後0ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ

生まれて間もない生後0ヶ月の赤ちゃん。
1日のほとんどを寝て過ごす赤ちゃんにとって、おもちゃなんて必要ないのでは?と思っているママもいるかもしれません。
しかし、生後0ヶ月の赤ちゃんとも、おもちゃで楽しむことは可能です。
今回は、生後0ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選びのポイントと、おすすめのおもちゃをまとめました。

 

【生後0ヶ月】おもちゃ選びのポイント

まずは生後0ヶ月の赤ちゃんに与えるおもちゃ選びのポイントから見ていきましょう。

【ポイント①はっきりとした色や形のものを選ぶ】
生後0ヶ月の赤ちゃんの視力はまだはっきりとしておらず、0.01~0.02ほどと言われています。
0.01~0.02というと、授乳中にママの顔がぼんやりと見える程度の視力。
そのためあまり細かいものや遠くに設置するものなどはこの頃の赤ちゃんには不向きです。

 

また、生後0ヶ月の赤ちゃんは、色の識別もまだしっかりとできません。
生まれてすぐの赤ちゃんは、黒・白・グレーといったモノクロの色しか識別することができず、生後1週間を過ぎた頃からだんだんとモノクロ以外の色も分かるようになってきます。
赤ちゃんがモノクロ以外の色で初めて識別できるのは赤色です。
そのため、赤色のおもちゃを選ぶとより興味を示してくれるようになるでしょう。

 

近年、シンプルなモノトーンやパステルカラーのおもちゃが流行していますが、それらの色を生後間もない赤ちゃんが識別するのは難しいです。
シンプルな色合いのものはおしゃれでインテリアともマッチしますが、赤ちゃんが楽しめるはっきりとした色味のものも選ぶといいですよ。

 

【ポイント②音で楽しめるものを選ぶ】
赤ちゃんの聴力は、ママのお腹の中にいる頃から発達しているというのをご存知ですか?
妊娠20週頃には、ママの心臓の音や血液が流れる音、そしてママの声なども聞こえていると言われています。
生まれてすぐの未発達な視力に比べて、聴力はしっかりと機能しているのです。

 

そのため、生後0ヶ月の時期の赤ちゃんには、音で楽しむことのできるおもちゃを選ぶのがポイント。
もちろん、おもちゃの音を聴くことによってケラケラと笑ったり、音のする方を向いたりするのはもう少し先の話です。
しかし、積極的にいろいろな音を聴かせてあげることによって、赤ちゃんの聴力はますます発達します。

今まで赤ちゃんが聞いたことのないであろう音や音楽を聴かせられるおもちゃを選んでも良いですね。

 

【生後0ヶ月】おすすめのおもちゃ

では、具体的にどんなおもちゃが良いのか、見てみましょう。

 

【おすすめのおもちゃ①ラトル】
ラトルとは「ガラガラ」とも呼ばれる、音が出るおもちゃのことを言います。
小さなぬいぐるみがついている布素材のものや、プラスチック素材のものまで種類は様々です。

 

この時期の赤ちゃんは自分でラトルを持って遊ぶことはできないので、ママが音を鳴らして遊んであげましょう。
赤ちゃんが泣き止まない時にもラトルを鳴らすことで、赤ちゃんが音へ興味を示して泣き止むかもしれません。

 

ラトルは、音で楽しむ以外に、ラトルそのものを見て楽しんだり、成長すれば赤ちゃん自身が持って遊べたりもできます。

赤ちゃんのおもちゃの中でも比較的長く使うことができるのでおすすめです。

 

 

【おすすめのおもちゃ②ベッドメリー】
優しい音楽に合わせてかわいらしいおもちゃがゆっくりと回転するベッドメリーは、生後0ヶ月の赤ちゃんからでも楽しむことができます。
ベビーベッドに取り付けられるものや、フロアに置いて楽しめるものなど、種類も様々。

生後0ヶ月の場合は、おもちゃが回転する様子はまだはっきりととらえることはできません。しかし、メリーから流れる優しい音楽は赤ちゃんを穏やかな気持ちにさせてくれます。
赤ちゃんだけでなく、ママ自身もメリーの音楽と動きに癒されるかもしれませんね。

 

 

【おすすめのおもちゃ➂オルゴール】
「赤ちゃんが落ち着く音」というと、オルゴールを連想するママは多いのではないでしょうか。
オルゴールの音はリラックス効果が高いことから、赤ちゃんのファーストトイとしても人気です。
ぬいぐるみにオルゴールが内蔵されているものだと、赤ちゃんの視力がはっきりとしてきても楽しんでくれそうですね。

 

赤ちゃんがお腹の中にいる時から、胎教としてオルゴール音楽などを聴かせていたママもいるかと思います。
お腹の中で聴いた音楽を思い出して、赤ちゃんが落ち着いてくれるかもしれませんよ。

 

 

【おすすめのおもちゃ④胎内音の鳴るおもちゃ】
赤ちゃんにとってとても安心するのが、ママのお腹の中で聴いていた「胎内音」。
そんな胎内音が録音されているおもちゃは、産婦人科でも活用している病院があるほど人気のおもちゃです。
胎内音の他に、さざ波の音や鳥のさえずり音なども録音されているものを選ぶと、様々なバリエーションを楽しめます。

 

まとめ

生後0ヶ月の赤ちゃんは、まだ自分の意思で笑うことがないため、おもちゃで遊んでいても「本当に楽しんでいるのかな?」と不安になるかもしれませんが、大丈夫。
一見無表情に見えても、ママの愛情は、しっかりと赤ちゃんに伝わっていますよ。

 

赤ちゃんにとっての「初めてのおもちゃ」は、ママにとっても特別なものですよね。
まだ慣れない子育ての中で、赤ちゃんとおもちゃで遊ぶひとときはママにとっても癒しの時間になるかもしれません。

おもちゃを使って、赤ちゃんと一緒にかけがえのない時間を楽しみましょう。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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