新生児期の赤ちゃんと一緒にタクシーを利用したい
出産後に退院する際や1ヶ月健診の際の交通手段として、タクシーの利用を考えているママ。
電車やバスなどの公共交通機関を使うと混雑も予想されますし、新生児を抱っこして乗るのは不安もあります。
自宅や病院まで送り届けてくれるタクシーが利用できると安心ですね。
赤ちゃんが車に乗る際は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。
しかし、一般的なタクシーにはチャイルドシートが設置されていないため、どのように利用したら疑問に思っているのではないでしょうか。
新生児とのタクシーの乗り方や、利用する際の注意点などをしっかりと押さえ、タクシーを利用しましょう。
新生児期の赤ちゃんはタクシーに乗れる?
タクシーはチャイルドシートの設置の義務が免除されているため、チャイルドシートがなくても新生児も一緒に乗ることが可能です。
タクシーは若い人からお年寄りまで、様々な年齢層が利用する乗り物です。
そのため、赤ちゃんのためだけに常にチャイルドシートを設置しておくことは難しいかと思います。
また、チャイルドシートと言っても種類が豊富で、新生児が乗れるものから、幼児期に乗れるものまで、年齢によって変わってきます。
使用期間が短く作りも大きな新生児用のチャイルドシートは、一般的なタクシーに設置してくのは現実的ではないため、免除されているのです。
【チャイルドシートが設置されているタクシーもある】
一般的なタクシーには設置されていないことがほとんどのチャイルドシートですが、
・産後タクシー
・子育てタクシー
・キッズタクシー
・陣痛タクシー(産後の退院時や健診の時までフォローしてくれる)
これらのサービスを利用する際、チャイルドシートを用意してくれているタクシー会社があります。
これらのタクシーサービスでも会社によってはチャイルドシートが設置されていないこともあるため、予約をする前に確認をしておきましょう。
また、これらのタクシーサービスでは多くの会社で事前に登録が必要になります。
あらかじめ登録をしておき、タクシーが必要になった際に、すぐに予約に進めるように準備をしておきましょう。
チャイルドシートがない時の新生児のタクシーの乗り方
タクシーはチャイルドシートの設置が義務付けられていないため、すべてのタクシー会社でチャイルドシートがあるとは限りません。
子育てサービスに特化したタクシー会社でも、チャイルドシートが無いケースも珍しくありません。
どのようにして、タクシーに乗ったらいいのでしょうか。
【ママの抱っこ】
チャイルドシートが無い場合、ママが抱っこをしてタクシーに乗ります。
シートベルトを着用する際は、ママだけがシートベルトをして、赤ちゃんにはベルトをかけないようにしてください。
万が一事故が発生した時、赤ちゃんがシートベルトとママの体に圧迫されてしまう危険性があるためです。
【抱っこ紐を使う場合】
抱っこ紐を使った状態で赤ちゃんごとシートベルトをしていても、万が一の事故の際は赤ちゃんがベルトに圧迫されてしまいます。
もし、抱っこ紐を活用するのであれば、まずママだけがシートベルトを着用してから赤ちゃんと抱っこ紐を装着するという方法があり、このようにすると安全性が上がります。
ただし、ママが新生児の抱っこ紐に慣れていないため、スムーズに着用できない可能性があります。
パパと一緒にタクシーに乗るのであれば、パパに手伝ってもらいながら抱っこ紐も着用できるかと思います。
【チャイルドシートを用意する場合】
新生児期のチャイルドシートですが、大きさや重さがかなりあるため、タクシーを利用するためだけに自分で用意するのは、あまり現実的ではありません。
もし、今後もタクシーを多く利用する予定があるという方でしたら、ベビーカーにも装着できるタイプのチャイルドシート(トラベルシステム掲載のチャイルドシート)でしたら、持ち運びもしやすく便利です。
ベビーカーもタクシーに積んでもらうことで、お出かけもスムーズになります。
ただし、種類によっては専用のアタッチメントが必要なものもあるため、商品が装着できるかに関しては確認が必要です。
新生児とタクシーを利用する際の注意点
新生児とタクシーに乗る際は、以下のポイントも気を付けましょう。
【運転手の真後ろに座る】
タクシーで万が一の事故が発生してしまった時は、運転手の真後ろが一番安全な席と言われています。
赤ちゃんがその位置に来るようママと一緒に座ると良いかと思います。
【授乳は済ます】
タクシーの中で授乳を行うのは、難しいものです。
お腹がすくと赤ちゃんが泣いてしまう可能性があります。
タクシーを利用する前に、授乳は済ませておきましょう。
まとめ
タクシーには、基本的にはチャイルドシートが設置されていません。
もし、新生児と利用時にチャイルドシートを使いたい場合は、チャイルドシートを設置してくれる子育て向けのタクシーサービスがあるかどうか調べてみましょう。
一般的なタクシーやチャイルドシートが設置されていないタクシーを利用する場合、赤ちゃんが心地よく移動できるように優しく抱っこをしてあげましょう。