新生児育児の楽しみ方

新生児の育児を楽しもう

出産を無事に終えて始まった、赤ちゃんとの新しい生活。

生まれたばかりのわが子の可愛さに、毎日幸せを感じているママも多いのではないでしょうか。

 

その反面、出産を終えたばかりの体での慣れない育児に疲れ、悩みを抱えるママも少なくありません。

昼夜問わない頻回授乳や頻繁なおむつ替え、泣いている理由が分からない、寝不足や体の不調など、新生児のお世話は想像以上に大変です。

 

しかし新生児期は生まれた日を0日として、たった27日で終わってしまう、今しかない貴重な時間

まだ赤ちゃんもママも外出を控えて家で過ごす時期でもあるため、せっかくなら楽しみたいですよね。

そこで今回は、新生児の育児の楽しみ方についてご紹介します。

 

新生児の育児の楽しみ方6つ

新生児の育児では、どのような楽しみ方があるのでしょうか。

まだお出かけを控えたい新生児期には、家でできる楽しみを見つけましょう。

 

【原始反射を楽しむ】

原始反射は、月齢の小さい赤ちゃんに見られる無意識に反応する反射動作です。

モロー反射や吸啜反射、手掌把握反射などが有名かもしれませんね。

この反射は生まれてすぐから見られ、個人差はありますが早いものだと、生後3~4ヶ月には消失してしまいます。

そのため写真や動画に残し、新生児特有の動きをしっかりと思い出に残しましょう。

 

 

【今しか見られない姿を楽しむ】

細い手足に大きくてぶかぶかの服やおむつ、1人前の大きなあくび、自分のくしゃみにびっくりする姿など、今しか見られない姿はとても貴重です。

新生児特有のふにゃふにゃとした雰囲気も可愛らしくて、いくら見ても飽きないですよね。

まだあまり動かない時期だからこそ、その様子を写真に残すには絶好のチャンスです。

 

 

【手形足形を取る】

生まれたばかりの赤ちゃんの手や足の小ささに、驚いたママもいるでしょう。

すぐに大きくなってしまうため、その小ささを思い出に残すのもおすすめです。

寝ている時やご機嫌な時に、手のひらや足の裏にインクをつけて紙にペタン。

命名書に手形や足形をつけるのも良いですよ。

 

 

【可愛い服を着せる】

出産祝いにベビー服を貰うことは多いでしょう。

外出はしなくても、家の中で可愛い服をいろいろ着せてみるだけで楽しめますよ。

部屋の中なら気温や季節を気にすることなく、好きな服が着せられます。

可愛い服を着た赤ちゃんを見るだけで、ママの気分も楽しくなるでしょう。

 

 

【ママが自分の時間を楽しむ】

まだ寝ている時間が多い新生児期は、ママが自分の時間を楽しむチャンスも多いかもしれません。

赤ちゃんの側で映画やドラマを見たり、ゆっくりと好きな飲み物を飲んだり。

体調が良ければ軽いストレッチやエクササイズをするのも、気分転換になりますよ。

 

 

【同じことで悩むママと繋がる】

外出を控え、ほとんどの時間を家で過ごす新生児期。

初めての育児だと孤独やストレス、育児への不安を感じることもあるでしょう。

 

同じような悩みを抱えるママと、情報交換や悩み相談をするのも、新生児育児の楽しみ方の1つです。

意外な解決策を教えてもらったり、違う話で盛り上がったり。

元々の友達やSNSなど、同じ時期に出産したママと繋がることで、家の中でも新たな楽しみが見つかるでしょう。

 

新生児の育児を楽しむコツ

始まったばかりの慣れない育児に、大変な時期でもある新生児期。

そんな中でも楽しむコツをご紹介します。

 

【泣き声に敏感になりすぎない】

あまり泣き声に敏感になりすぎると、ママもストレスが溜まってしまいますよね。

特に理由がないのに泣いている場合もあるため、安全を確保したうえで見守ってみるのも良いかもしれません。

少し様子を見る、くらいのゆったりとした気持ちが大切です

 

 

【家事は無理せず手抜きをする】

赤ちゃんのお世話以外のことは、手抜きをするのも新生児の育児を楽しむコツ。

まだママも体を休めなければならない時期でもあるため、家事はパパや周囲の人にお願いしましょう。

心と時間の余裕を持つことで、新生児の育児をより一層楽しめますよ。

 

 

【周りの人や便利なグッズを頼る】

どのような時期でも育児を楽しむ上で重要なのが、ママ1人で抱え込まないことです。

まだ人見知りもない時期だからこそ、授乳以外のお世話もお願いしやすいでしょう。

無理をせず、周りの人や便利グッズをうまく頼ると体も楽になり、穏やかな気持ちで赤ちゃんと接することができますよ。

 

 

【こだわりを持ちすぎない】

「母乳育児」や「セルフねんね」など、育児に関してこだわりを持ちすぎると、視野が狭くなり新生児期を楽しむ余裕がなくなることも。

育児書や他の赤ちゃんと比べすぎるのも、良くないでしょう。

こだわりを持ちすぎず臨機応変を心がけることで、育児自体も楽しくなります。

 

まとめ

新生児の育児は初めての経験に戸惑うことも多く、なかなか楽しむ余裕もないかもしれません。

しかし生まれたばかりの赤ちゃんには、見逃したくない今だけの可愛らしさがたくさんあります。

後悔しないためにも、一瞬一瞬を大切に過ごしたいですよね。

 

新生児の育児を楽しむには、ママの心の余裕が必要です。

ご紹介した育児を楽しむコツを参考に、一瞬で過ぎ去ってしまう貴重な時間を、思いっきり楽しんでくださいね。

 

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

この記事もおすすめ

int(8)

【生後0ヶ月】ママがもらって嬉しいもの

生後0ヶ月のママがもらって嬉しいものって? 生後0ヶ月の赤ちゃんを持つママとい...

生まれたての赤ちゃんの特徴

生まれたての赤ちゃんの特徴

生まれたての赤ちゃんってどんな印象? 出産を終えて、ようやく赤ちゃんとの対面。...

新生児の沐浴にあると便利なアイテム

新生児の沐浴をもっと便利に 菌への抵抗力がまだ少ない新生児期の赤ちゃんは、沐浴...

赤ちゃんのお七夜はどう祝う?

赤ちゃんのお七夜は生まれて最初の行事 赤ちゃんが生まれて初めてのお祝いは、お七...

新生児の授乳クッション使用時の注意点

新生児の授乳クッション使用時の注意点

新生児期には授乳クッションが大活躍! 授乳クッションは新生児に授乳する際に活躍...

新生児が寝ない…イライラの解消法は?

新生児が寝ない…イライラするのは仕方ない? 赤ちゃんの寝かしつけは、とても難し...

生後0ヶ月のママが抱える授乳の悩み

生後0ヶ月のママが抱える授乳の悩み 生後0ヶ月の赤ちゃんのママは、赤ちゃんとの...

新生児の夜泣きに注意したい4つのこと

新生児の夜泣きに注意したい4つのこと

新生児特有の「夜泣き」とは? 赤ちゃんが生まれたら、今までと同じように好きな時...

新生児の心雑音の原因は?

新生児によくある心雑音とは 赤ちゃんが生まれた時、ママは人生で一番と言っていい...

パパも必見!産後ケアの必要性

パパも必見!産後ケアの必要性

「産後ケア」はママにも家族にも大切! 産後ケアは、産後のママの体や心の回復を包...

新生児の育児に便利なグッズは?

新生児の育児に便利なグッズが知りたい これから生まれてくる赤ちゃんを迎えるにあ...

0ヶ月赤ちゃんとママの過ごし方

【生後0ヶ月】赤ちゃんとママの過ごし方

生後0ヶ月の赤ちゃんの過ごし方 ママは出産を終えて、生まれたばかりの赤ちゃんと...

【0ヶ月】ベビーバス選びのポイント

【0ヶ月】ベビーバス選びのポイント

新生児期にはベビーバスが必要 生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いため、大人...

新生児とは-生後28日未満の赤ちゃんとの大切な生活習慣

新生児とはいつからいつまで? 新生児とは、生後28日未満の赤ちゃんのことです。...

新生児に授乳する初乳の免疫効果

新生児に授乳する初乳の免疫効果

生まれたての新生児に授乳する喜び 陣痛を乗り越えて出産し、初めて赤ちゃんと対面...

新生児がママの抱っこで泣く理由

新生児はママの抱っこが大好き 赤ちゃんはママの抱っこが大好きです。 まだママ...

新生児のベビーカー選び

新生児でもベビーカーは使うの? 新生児期は生後28日までを指しますが、生まれた...

【月齢別】新生児時期に必要なもの

月齢0~2ヶ月の時期に必要なものは? 赤ちゃんのお世話に必要なアイテムはたくさ...

赤ちゃんのおしりの蒙古斑の原因は?

赤ちゃんのおしりの蒙古斑の正体は?

赤ちゃんのおしりの蒙古斑って何? 赤ちゃんのおしり、またはおしりから背中にかけ...

新生児生理的体重減少の原因とは?

新生児生理的体重減少の原因とは?

新生児の生理的体重減少とは? 正常に生まれた新生児の平均体重は、およそ3kgほ...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php